英検を受験したいけど、年に何回かしか受験できないんだっけ?そもそもどうやって申し込むんだ?
この記事を読むことでわかること
英検の試験に申し込む方法
公式サイトから申し込みが可能ですがちょっと待ってください。英検を受験するのであれば、「従来型」よりも「英検S-CBT」を強くおススメします!
英検S-CBTの申し込みはこちらから可能です。
従来型とS-CBTの違い
いきなり「従来型」よりも「英検S-CBT」で受験しろ!とかいわれても・・・
という声が聞こえてきたので早速解説させていただきます。
従来型は受験に2日間かかります。1日目はリーディング&ライティングの次にリスニング。試験会場にて紙面に鉛筆かシャープペンでマークシートをする回答方法です。これが1次試験です。1次試験に合格すると別日の2次試験としてスピーキングテストに進むことができます。スピーキングテストは対面で試験管から口頭で問題が出されます。受験級は5級から1級すべて網羅しています。
英検S-CBTは1日で受験範囲をすべてカバーできます。スピーキング→リスニング→リーディング&ライティングの順番です。試験会場は大学の教室などではなく、テストセンターです。普段はパソコン教室として運営されているようなところで、ひとつの部屋にいくつもパソコンが設置されています。ライティングは手書きを選択できますが、すべてPC上で回答が可能です。スピーキングの音声は吹き込み録音。選択肢問題は画面上に表示される4択をマウスでクリック。ライティングはタイピングで入力できます。受験級は3級から準1級までです。5級、4級、そして1級は対象外です。
もっと詳しくはこちらを参照してください
なぜ従来型ではなく英検S-CBTがおすすめなのか?
1日で受験を完結できる
忙しいビジネスパーソンからすると英検の受験に2日間取られてしまうのは避けたいところです。どうせならすべての技能を1日で受験できるS-CBTを選ばない理由がありません。
項目 | 従来型英検 | 英検S-CBT |
---|---|---|
受験日数 | 2日間 | 1日 |
受験可能級 | すべての級 | 準1~3級 |
試験の順番 | リーディング&ライティング ↓ リスニング 上記1次試験合格後 2次試験としてスピーキング | スピーキング ↓ リスニング ↓ リーディング& ライティング |
S-CBTならいつでも受験できる
毎日受けられるわけではないのですが、従来型と比べるとS-CBTは圧倒的に受験できるタイミングが多いです。
例えば2023年の従来型の日程は
①6月4日、②10月8日、③1月21日のたった3回しかありません。
それに比べてS-CBTであれば原則、毎週土日に開催、一部エリアでは平日にも実施しています。かつ1日で試験が完結するので、柔軟に受験日程を決められます。
よし!英検に申し込むぞ!と思い立った時に、従来型だと次の試験まで日程が近すぎて「準備が出来なさそう・・・」とか、逆に遠すぎて「今はまだいいか・・・」と申し込み自体をしないという選択をしてしまいがちです。
S-CBTなら1か月後くらいに受験したいな・・・と思えば、ほぼ確実に申し込むことができます。
パソコン上で受験できるので音声トラブルを避けられる
英語学習はどこまで行っても自分との戦いですが、受験本番では自分がどれだけ気を付けてもどうにもならない懸念点があります。
それが音声トラブルです。
従来型の英検では試験会場に行って、スピーカーから再生される英語の音声をリスニングすることになります。たとえば着席する場所が部屋のかなり後ろのほうで、再生される音声が聞き取りにくい場合、自分のリスニング力に関係なく取れたはずの点が取れなくなってしまう可能性があります。
他にも、部屋が広すぎて音声が反響してしまい聞き取りにくい。音声を再生する設備の質が悪く聞き取りにくい。ほかの人がマークシートに書き込むときの音が気になる。同じ部屋で受験している人の貧乏ゆすりがうるさい・・・などなど、自分の力ではどうすることもできない懸念点を挙げればきりがありません。
英検S-CBTなら、パソコンに接続されたヘッドセットを着用して音声を聞くことができるので、音が遠くて聞き取りにくいとか、反響して聞き取れないといった心配がありません。また、ヘッドセットで耳をふさぐことになるので、結果的に周囲の雑音をシャットアウトしてくれる効果もあり、出題される音声に集中することができます。
まとめ
英検は公式サイトから申し込みが可能です。
しかし、「従来型」ではなく「英検S-CBT」での受験を強くおススメします!
英検S-CBTの申し込みはこちらから可能です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
最後にちょっとだけ自分がたりさせてください。わたしはもともと英語が大の苦手で学生時代はとにかく英語の勉強から逃げてきました。しかしひょんなことから欧州系外資企業で働くことになり、英語力が必要になったのが30歳にもなろうかという20代後半の頃でした。当時はTOEICの攻略を英語学習の軸にしていて一時は780点を取るまで取りくみました。オンライン英会話もやっていましたが、結局英語を「使える」ようにはなりませんでした。
理由はTOEIC対策に特化してしまったことと、オンライン英会話のレッスンをこなす能力だけを伸ばしてしまったことです。英語の基礎からやりなおすステップをすっとばして、曖昧なまま放置してしまったことがよくなかったです。
英語が使えるようになりたいのであれば、TOEICでも英会話でもなく『英検』をおススメします。英語を読む、聞く、書く、話す4技能がしっかり身についていないと合格できないので、英検に取り組むことで自然と英語の基礎力と向き合うことになり、しかも2級まで合格できれば最低限英語を「使える」能力を手に入れることができるからです。
私は英検2級に合格したときに、やっと英語が「使える」ようになったな、と思えることができました。英検に関しては順1級の合格を一区切りとして、現在は自分の仕事の領域に特化した英語力の向上に取り組んでいます。英検に取り組むことで得られた英語力の下地があるので、仕事に関する専門的な英語の勉強もはかどっています。
このブログでは英語力ゼロから英検2級合格までを最短で攻略するための方法を解説しています。英語学習においてあなたには私のような無駄な遠回りはしてほしくありません。
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