英語力向上を目指して英検対策に取り組んできた。試験本番まであと1週間!特に気を付けたほうがいいこととか、やるべきことってあるのかな?
あります!本番でよいパフォーマンスを出すためにはそれ相応の準備や心構えが必要です。
この記事を読むことで以下のポイントを抑えることができます。
・試験1週間前から気を付けること
今回の記事は1週間前から気を付けること。というテーマです。試験1週間前ともなると、英語を読む、聞く、話す、書くことに関して時間を割いて対策をしてきているはずです。そもそも試験に合格することが目的というよりは、英語力を伸ばすことこそが英語学習の目的のはずなので、英検受験という目標をトリガーにして英語学習を継続で来ている時点である程度は成功です。本当にお疲れさまでした。
ただ、せっかく英検2級に合格できる英語力が身についているのにもかかわらず、英語力以外の面での準備不足、もしくは体や心の不調によって本来の実力が発揮できずに合格できないのは、あまりにももったいないです。本番では練習でできること以上のことはできません。そして本番で練習通りのことができるかどうかは、事前の準備にすべてかかっています。
試験1週間前にやる事
受験票のダウンロードとプリントアウト
S-CBTで受験する場合は、試験1週間前になると受験票がダウンロードできるようになります。受験票は試験当日プリントアウトしたものを受付に提示しなければいけません。受験票がダウンロードできるようになったら、すぐにダウンロード&プリントアウトしてしまいましょう。
受験票には試験会場の情報が記載されているので、試験開始時間から逆算して、自宅からどのように試験会場にアクセスするのか、時間や交通手段をチェックしておきましょう。
受験票には当日の持ち物に関する注意点が書かれています。受験票に記載されている内容をしっかり読んでおけば、当日の試験会場で混乱することを避けられます。
体と心のコンディションを整える
体と心のコンディションが整っていないと試験本番でよいパフォーマンスが出せません。
本当は2週間前くらいから取り組みたいところですが、14日間となると人によってはかなりストイックに感じてしまうかもしれないので試験本番1週間前から取り組むべきこととして紹介させていただきます。
ストレスをため込まないために紙に書きだす
とにかく重要なのはストレスをため込まないことです。日々の生活で困りごとや不安なことがあると、試験に向けての勉強も身が入らないですし、よい睡眠が取れずに健康的ではありません。
一番いいのは不安や困っていることを紙に書きだすことです。完全に忘れることはできないのですが、一時的であればストレスを意図的に緩和させることができます。タイピングよりも紙への手書きがいいです。
「そんなことで気が楽になるわけないじゃん」
と思うかもしれませんが、やったことがないのであればぜひ一度やってみてください。誰に見せるわけでもないので、誤字、脱字、読めないくらい乱れた字体でも全然かまいません。
ストレスや困りごとがあると、意識的に考えようとしなくても、無意識下で脳が勝手にそれらの解決方法を探そうとしてしまいます。それらを紙に書きだすことで、脳は「ここに書いてあるから自分で覚えていなくていい」と認識することができます。このプロセスによって、ストレスを感じていることの問題自体の解決はできませんが、問題に対してストレスを感じることを緩和することができます。
紙に書きだすことを筆頭に、ストレスを緩和させるためのテクニックをこちらの記事にまとめています。英検対策だけでなく、人生全般に対して役に立つ知識ですので是非チェックしてみてください。
禁酒・禁煙・禁欲
体と心のコンディションを整えるうえで最も大事なことは、以下の2点につきます
お酒、たばこ、ポルノ視聴は特に体にとって毒です。試験1週間前から本番が終わるくらいまでは控えたいです。本来であれば暴飲暴食も控えてくださいと言いたいところですが、好きなものを食べられないのはそれはそれでストレスになってしまうので、今回は特に依存性の高い「酒、たばこ、ポルノ視聴」の3つをやらないということを強調させていただきたいです。
「酒、たばこ、ポルノ視聴」は本当に依存性が高いです。ハマればハマるほど、英語学習の邪魔になります。
直感的に「酒、たばこ、ポルノ視聴」が英検本番にむけて悪い影響があるのかはわかるかと思いますが、より具体的になぜいけないのかを納得したほうが、スパッっとやめるモチベーションになることもあります。それぞれ詳しく解説している記事があるので置いておきます。
悪い習慣を断ち切るための科学的な対処法3選はこちら
質の良い睡眠(夜更かししない)
さて、ストレスと向き合って、依存性の高い「酒、たばこ、ポルノ視聴」を断ち切ったら、夜更かしさえしなければ質の良い睡眠がとれるはずです。
記憶の定着を話すうえで外すことができないのが睡眠と記憶の関係です。睡眠は超重要です。なぜなら脳は寝ている時に記憶を整理するからです。1日に3回同じ内容を学習するよりも、3日に分けて3回学習したほうが「短期記憶」から「長期記憶」に移行しやすくなります。
試験やテストの前日に徹夜して情報を詰め込みまくる、いわゆる「一夜漬け」はあまり効果が期待できないということですね。「エビングハウスの忘却曲線」という超有名な実験でも実証されています。
まとめ
試験本番1週間まえからやること・気を付けることについて解説させていただきました。
・ストレスを抱え込まないために紙に書きだす
・依存性の高いことから距離を取る(禁酒・禁煙・禁欲)
・質の良い睡眠を確保する
英語学習の内容ではなく、試験本番に向けての心構えがメインでした。
英検に限らず、本番では練習でできること以上のことはできません、練習で積み重ねてきたことを本番のパフォーマンスに反映さえるためには、心と体のコンディションを良好に保つことが重要です。もっと端的にいえば、以下にストレスをため込まないかが重要ということです。
いろいろと書いてきましたが、今回お伝えさせていただいた内容は、要は「ストレスをためないコツ」です。英検本番のパフォーマンス向上にももちろん役に立ちますが、人生全般においてなかなか役に立つ情報ではないかと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
最後にちょっとだけ自分がたりさせてください。わたしはもともと英語が大の苦手で学生時代はとにかく英語の勉強から逃げてきました。しかしひょんなことから欧州系外資企業で働くことになり、英語力が必要になったのが30歳にもなろうかという20代後半の頃でした。当時はTOEICの攻略を英語学習の軸にしていて一時は780点を取るまで取りくみました。オンライン英会話もやっていましたが、結局英語を「使える」ようにはなりませんでした。
理由はTOEIC対策に特化してしまったことと、オンライン英会話のレッスンをこなす能力だけを伸ばしてしまったことです。英語の基礎からやりなおすステップをすっとばして、曖昧なまま放置してしまったことがよくなかったです。
英語が使えるようになりたいのであれば、TOEICでも英会話でもなく『英検』をおススメします。英語を読む、聞く、書く、話す4技能がしっかり身についていないと合格できないので、英検に取り組むことで自然と英語の基礎力と向き合うことになり、しかも2級まで合格できれば最低限英語を「使える」能力を手に入れることができるからです。
私は英検2級に合格したときに、やっと英語が「使える」ようになったな、と思えることができました。英検に関しては順1級の合格を一区切りとして、現在は自分の仕事の領域に特化した英語力の向上に取り組んでいます。英検に取り組むことで得られた英語力の下地があるので、仕事に関する専門的な英語の勉強もはかどっています。
このブログでは英語力ゼロから英検2級合格までを最短で攻略するための方法を解説しています。英語学習においてあなたには私のような無駄な遠回りはしてほしくありません。
ぜひこちらの記事も見てみてください
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