白目が白い理由 なぜヒトの白目は白いのか

コラム
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【結論】
白目が白い理由は、黒目がどこを見ているか相手にわかってもらうためそのように進化した結果です

今回は人体に関する雑学です。

白目がなんで白いのか?言われてみれば確かになんで?と思いませんか?

理由は見出しで述べたように視線を相手にわかってもらうためなのですが、具体的には霊長類で食卓を囲んで食事をするのが人間だけであることが理由だそうです。

なんでこんなことを書くことになったのかというと、ズバリ3歳になるわが子に質問されて答えることができなかったからです!

娘『ねぇおとーちゃんなんでしろめはしろいの?』
Nick
Nick

・・・え?(さっぱりわからん!)

僕は速攻でスマホを取り出してググりました。

 

そうしたら予想していた以上に面白い理由だったので記事にすることにしました。

この記事を読んでくださっている皆さんはなんで白目が白いのかを聞かれたときにスマートに答えられるようになります!オメデトウ!

そんなこと人生で一回も質問されない人のほうが多いかもしれませんが。笑

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目は口ほどに物を言う

目は口ほどに物を言う

とは、誰もが知っていることわざですがまさにその通りです。

目の中で白目の部分が白くないと黒目がどこを向いているのか向き合った相手はわかりません。視線がわからないと相手が自分を見ているのか自分の食べ物を狙っているのかわからないため、白目の部分が白くなることで黒目がどこを見ているか分かるように進化したのだそうです。

人間意外の霊長類は互いに向き合って食事する習慣がないようです。

ちなみにサルやチンパンジーは人間でいう白目の部分は黒いんですね。今回調べるまで知りませんでした。

しかし私は、食事の習慣以上に人間特有の言語によるコミュニケーションが白目の部分を白く進化させたのではないかと推察します。

人間は根源的に集団的な生命体です。自分を定義できるのも他人がいるからこそです。

人間は猿から分派した猿人類を祖先としています。彼らは他の哺乳類同様、群れを組織することで生存確率をあげていました。しかし確実に他の哺乳類と人間とで異なる部分があります。

それは、人間は言語を扱うという部分です。これは、『嘘をつける』ことを意味します。

本心では思ってもいないことを口先では言えてしまいます。

何十万年も前の時代では人類は狩猟採集によって生命を繋いでいました。そこでは死が現代と比べて圧倒的に近くに存在しており一瞬の判断ミスで命を落とすことが当たり前の世界です。

信頼できるものは己の身体能力と直感、さらには仲間からのサポートでしょう。一瞬の判断が命取りに苛酷で刹那的状況において仲間を信じることができるかどうかは重要すぎる要因です。

仲間から気に食わないやつだと思われてしまったら決定的な状況で助けてもらえないかもしれません。

現代では、ハブられたり炎上したりで止まりますが狩猟採集時代は仲間はずれイコール死を意味したのです。だからこそ現代でも仲間はずれがいじめのスタンダードなのです。

「お前友達いないだろ」

が、いじめの常套句なのはこれが理由です。

狩猟採集時代のメンタリストたち

狩猟採集時代は、普段から仲間と信頼関係を築けるかどうかは生き死ににかかわることだったのです。

狩猟採集民とはいえ群れをなし言葉を操る人間なので、普段の生活から狩りのような特殊な活動の全てにわたって互いの信頼関係が非常に重要です。

現代では仲間との信頼関係を深め確認し合う手段がいくつもあります。手紙、メール、SNS、時には年収やフォロワー数、登録者数のような数字すら信頼を測る術になり得ます。

紙に直接書いたり、電気信号に変換したり、数値に変換したりしていますが本質はひとつです。

そう、言葉を文字や数値に変換している点です。それらは目に見える形で残すことができます。

しかし狩猟採集時代はどうだったでしょう。

まず文字が発明されていません。よって彼らのコミュニケーションは全て口頭で行われます。

狩猟採集時代だろうが現代だろうが1日は24時間です。そして狩猟採集時代の方が現代よりも労働時間は圧倒的に短かったということが研究により明かされています。

これらの要因をつなぎ合わせると、狩猟採集時代の人間は現代人よりもコミュニケーションの時間が長く、そしてその全てが口頭によるものだったことが分かります。わたしは、狩猟採集時代の人々の対人に対する心理を読む能力は現代人と比べても同等かそれ以上ではなかったのではないかと思います。

現代人以上に相手の心理を読むことに長けていたと推察することもできます。メンタリストDaigoさんのように相手の目の動きを読むことが心理を読むことの鍵となります。

嘘をつく時は、自分にとっての不都合を隠す時です。そんな時に心の奥にあるやましさ、が視線を微妙にそらさせます。

その、微妙な視線のずれが、嘘か真実かを見分けるための有力な手段であり相手のことを信頼できるかどうかの重要な判断基準になりました。

人類の進化と白目の関係

進化論的な観点から見れば、目全体が黒い個体よりも白目の部分を白く変化させた個体の方が生存確率が高かったため人類は白目の部分が白い個体の数が増えいき、長い年月をかけてその特徴が標準化した。つまりそのように進化した。と言えます。

まとめると

なぜ白目の部分が白いのかは、黒目の部分の動きを相手に伝えるため

でした。

なぜなら黒目の動きが対面でのコミュニケーションにおいて嘘か真実かを見極める非常に重要な要因だったからである。と言えます。

そう考えると、宇宙人の代表的なイメージであるグレイは、白目が一切ないのが面白いです👽

グレイが、人類の進化の行き着く先だと考えると、未来の私たちは技術の発達により対面でのコミュニケーションを取らなくなるのかもしれませんね。

以上が私の主張です。

最後はなんだか都市伝説みたいな感じになってしまいました。笑

いわゆる、信じるか信じないかはあなた次第。程度と受け止めてもらえれば嬉しいです。

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