英語の勉強を頑張ってるんだけど、さいきん伸び悩んでるな・・・
もしかしたら超基本的な英語の基礎が抜け落ちてしまっていることが原因かもしれません!
見落としがちな英語の超基本知識3つを解説します。
見落としがちな英語の超基本知識3選
英文法の品詞
ここがわかってないと確実に英語学習が詰みます。
結局大人になってから英語を学ぶ場合、英文法の仕組みを日本語でガッツリ理解することが一番の近道になります。
英文法には5つの型があり、S(主語)V(動詞)O(目的語)C(補語)の組み合わせで構成されています。またS(主語)は必ず名詞になり・・・といった具合ですね。
結局、英文法を日本語で理解するためにまずは専門の用語を日本語で覚える必要があります。この英文法に関する用語をひとまとめで『品詞』と言います。いっけん遠回りに見えますが、この『品詞』の種類を全部把握して、それぞれの定義を日本語でバッチリ理解することが、英語を使えるようになる一番の近道になります。
品詞について解説されているる書籍はいくつもありますが、おススメの方法としては、英文法を完ぺきに日本語で解説できるひとに品詞についてガッツリ説明してもらうことです。
そんなひとまわりにいないよ・・・とおもうかもしれませんが、いくらでも見つけることができます。
そう、youtubeなら。
youtubeで英文法について解説してくれている方がたくさんいます。youtubeなら何回も同じ動画を見ることができますし、家事をしながらや通勤中に音声だけ聞くことで復習に使うこともできます。
youtubeで英文法の品詞について、詳しくわかりやすく解説してくださっている方の動画をこちらの記事で紹介しています。
カンマ(コンマ)の使い方
カンマの使い方が曖昧だと英語が読めないし書けるようになれません。
という例文にはカンマが使われていますね。lunchの後です。
文頭のAfter he had lunchは副詞節なので、副詞節の終わり、かつ主節の前にカンマが必要になります。
そしてカンマの後は半角スペースが必要で、主節は大文字ではなく小文字で書かなければいけません。
カンマ自体は『,』だけなので軽く考えがちなのですが、一つの例文を考えてみてもこれだけガチガチのルールのうえに使用されていることが分かります。まず英文法の用語がわかっていないとカンマを使用するために解説されているルールが理解できないですし、カンマを打たなければいけないパターンを覚える必要があります。
パターンがあるとはいえ、数は決まっています。覚えてしまえば、英文を書いたり読んだりするときに一生使える知識になります。カンマの使い方は英語学習の初期で抑えてしまいたいポイントです。
詳しい学習方法はこちらの記事でまとめました。
英単語の語尾変化ルール
例えば過去形の場合、一般的に語尾にedを付けるというルールがあります。
kick→kicked
しかしそうならないパターンがあります。たとえばstudy
study→studied
edを語尾に着けるだけではなくyがiに変わっています。
stopを過去形にしたい場合はpがもう一つ加わってstoppedになります。
stop→stopped
すでに3つもルールが出てきました(単純にedを付ける、yをiにかえてedをつける、最後のpを増やしてedを付ける・・・)
このほかにも、進行形(ing)にする場合や、三人称単数のsを付ける場合、といったようにいろんな語尾変化のルールがあります。
地味だけどここがわかってないと正確に話せないし聞き取れないし、何よりも英語が書けません。
英文法が使いこなせて、カンマの打ち方も分かった。けど英文が書けないのは、英単語が書けないからです。もちろんスペルを知らない単語は書けないのですが、不思議なことにスペルを知っていても正確に英文を書けない場合があります。
それがまさに、状況によって単語の語尾が変化するパターンが把握できていない場合です。
パターンが決まっているのでサクッと全体像を把握して覚えてしまいましょう。一回覚えてしまえば、あとは英語を読むときも書く時も一生使える知識なのでとても重要です。
こちらの記事で、単語の語尾変化ルール一覧表と効率的な学習方法についてまとめました
まとめ
英語学習の初期段階で絶対に抑えておいたほうが良い超基本知識3選でした
- 英文法の品詞
- カンマ(コンマ)の使い方
- 英単語の語尾変化ルール
地味ですができるだけ早い段階で覚えてしまいましょう。
私の個人的な経験を少し紹介させていただきますと、上記3点があやふやでも、英語を無理やり使うことはできます。日本語に例えるなら、カタコトでぎこちない日本語ですね
『アイツ ビョーイン イク メシ アト』
みたいな感じです。
しかし、品詞をしっかり覚えて、カンマの使い方を理解し、英単語の語尾変化ルールを抑えれば自然な英語が使えるようになります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
最後にちょっとだけ自分がたりさせてください。わたしはもともと英語が大の苦手で学生時代はとにかく英語の勉強から逃げてきました。しかしひょんなことから欧州系外資企業で働くことになり、英語力が必要になったのが30歳にもなろうかという20代後半の頃でした。当時はTOEICの攻略を英語学習の軸にしていて一時は780点を取るまで取りくみました。オンライン英会話もやっていましたが、結局英語を「使える」ようにはなりませんでした。
理由はTOEIC対策に特化してしまったことと、オンライン英会話のレッスンをこなす能力だけを伸ばしてしまったことです。英語の基礎からやりなおすステップをすっとばして、曖昧なまま放置してしまったことがよくなかったです。
英語が使えるようになりたいのであれば、TOEICでも英会話でもなく『英検』をおススメします。英語を読む、聞く、書く、話す4技能がしっかり身についていないと合格できないので、英検に取り組むことで自然と英語の基礎力と向き合うことになり、しかも2級まで合格できれば最低限英語を「使える」能力を手に入れることができるからです。
私は英検2級に合格したときに、やっと英語が「使える」ようになったな、と思えることができました。英検に関しては順1級の合格を一区切りとして、現在は自分の仕事の領域に特化した英語力の向上に取り組んでいます。英検に取り組むことで得られた英語力の下地があるので、仕事に関する専門的な英語の勉強もはかどっています。
このブログでは英語力ゼロから英検2級合格までを最短で攻略するための方法を解説しています。英語学習においてあなたには私のような無駄な遠回りはしてほしくありません。
ぜひこちらの記事も見てみてください
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