【本要約】転職の思考法【わかりやすいまとめ】

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このまま今の会社にいていいのだろうか?
悩んでいる人

 

企業に勤めたことがある方なら1度は考えたことがあるはずです。現在進行形で「このまま今の会社にいていいいのだろうか?」と悩んでいる方も多いのではないかと思います。

今回はそんな疑問をズバッと解決してくれる『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』の要約です。マンガ版もあります。



この記事の概要

〇『転職の思考法』とは?
〇就職活動にあたり何を基準に企業を選べば良いのか
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『転職の思考法』とは

転職の思考法とは「働く、仕事をする、ということに対する自分なりの価値観を見つけるための考え方」です。

「このまま今の会社にいていいいのだろうか?」という究極の質問に対して、ズバリ「いたほうがいい」か「転職したほうがいい」かどちらかの答えを導き出すための考え方の軸でもあります。

「このまま今の会社にいていいいのだろうか?」という究極の質問に対して、ズバリ「いたほうがいい」か「転職したほうがいい」と答えるのはとても難しいです。なぜなら働くことに何を求めるのかは人によって異なるからです。

人によっては働くことで生活費を得ることが最大の目的かもしれません。この人にとっては仕事の内容よりも、給料がいくらもらえるか、もしくは残業が少なく休日をしっかり取れることのほうが重要だったりします。

別の人は、仕事の内容をとても重視しているかもしれません。ちいさいころから夢見ていた仕事に就くことができるのであれば、給料がどれだけ低くても生活していければ気にならないという人もいます。

このような理由から、いきなり「このまま今の会社にいていいのだろうか?」と考えても納得できる答えにたどり着ける可能性はとても低いです。価値観が人によってそれぞれ異なるからです。

「このまま今の会社にいていいのだろうか?」という究極の問に答えを出すには「自分なりの最適解」を見つけることがポイントです。「自分なりの」というところがポイントです。

どれだけ有名な企業でも、どれだけ給料が良くても、どれだけ福利厚生が充実していても、自分が何によって満足するのかを知らなければ、いつまでたってもその仕事に就いている自分に納得することはできません。

いざ転職しようと思い立ったときに、本当に最初にやるべきことは企業の分析ではなく自分の分析なんです。

「じゃあどうやって仕事に対する自分の価値観を見つければいいの?」という問いに答えてくれるのが『転職の思考法』です。

✖「転職したい」→「どんな企業が求人を出してるのか調べてみよう」

〇「転職したい」→「自分は働くことに何を求めているのか?」

就職活動にあたり何を基準に企業を選べば良いのか

Todo型(コト重視)とBeing型(状態重視)

『転職の思考法』では人の性質をTodo型(コト重視)とBeing型(状態重視)のふたつに分類するという考え方が紹介されています。

Todo型:(コト重視)
何をするのかで物事を考える。明確な夢や目標がある(全体の1%)
Being型:(状態重視)
どんな人でありたいか。どんな状態でいたいか(全体の99%)

Todo型の人間が『ごく少数』しかいないというところがポイントです。

誰しもが、夢中になれる素晴らしい仕事が『どこかにある』と考えています。そしてその『理想の仕事』を見つけることができないために現実とのギャップに苦しみます。

つまり誰もが自分のことをTodo型:(コト重視)『何をするのかで物事を考える。明確な夢や目標がある 』だと思い込んでいるのです。

これは本で紹介されていた内容ではなく私の個人的な意見ですが、世の中にはTodo型の人間を主人公にした作品があふれていることが原因かなと思います。マンガでもドラマでも映画でも小説でも、王道のストーリー展開として主人公には明確な夢や目標を持たせます。そういった作品に触れたことがないという人は少ないんじゃないでしょうか。そのゴールに向かって成長していく過程を描くのが物語なので構造上仕方がないことなんですが、そういった作品に触れていくうちに自分と作品の主人公をかさねることになり、自分も明確な夢や目標をもっている(はず)なんだ!と思い込んでしまっているのではないかと憶測します。

作中では登場人物である転職コンサルタントが転職を検討する主人公に語りかけます。

そもそも多くの人にとってやりたいことなど必要はない。だが無いからと言って悲観する必要は全くない。なぜなら『ある程度やりたいことは必ずみつかる』からだ。

『転職の思考法』本文より引用

Being型という新しい考え方を気付かせてくれることで『働く』とはどういうことかという誰もが漠然と抱えている根本的な疑問に向き合うことができます。

『伸びるマーケット』と『消えていくマーケット』

さて、ここからは読んでくださっている方がBeing型:(状態重視)どんな人でありたいか。どんな状態でいたいか(全体の99%)だと想定して話を進めていきます。

『転職の思考法』は自分の努力や技術以上に、マーケットレベルでのポジショニングがいかに大事かということを気づかせてくれる本です。

あなたが全力で階段をかけあがっても、その階段が下りのエスカレーターだったらなかなか上には行けません。もしもその階段がのぼりのエスカレーターだったら止まっていても上に行くことができます。

『転職の思考法』では、この登りのエスカレーターのことを「伸びるマーケット」と呼んでいます。

伸びるマーケットを見つけるには2つの方法があります

1つ目が、「複数のベンチャーが参入し、各社が伸びているサービスに注目する」という方法です。

基本的にベンチャーが大企業に勝つには世の中の流れに乗るしかありません。伸びているベンチャーが複数いるということは、そのマーケット全体が伸びている、ということに他なりません。

往々にして伸びているベンチャー企業はテクノロジーを駆使しています。アメリカで株式の上位を占めているのもGAFAと略されるIT企業達です。(Google/Amazon/Facebook/Apple)近年はこれにNetflixも加わってGAFA+Nと呼んだりするそうです。これらの企業の共通点は、どれもITを駆使していて、テクノロジーのブレイクスルーによって市場の価値観を破壊したことで現在の覇権を握っているところです。そしてGAFA+Nはどの企業も元々はベンチャーでした。

企業が変わらないくても時代はどんどん変わります。時代が変われば顧客が求めるサービスも変わります。時代の変化についていけないとマーケット自体がなくなってしまいます。一時はどれだけマーケットを席巻した企業でも、同じやり方に固執して存続していくのは難しいでしょう。

2つ目が、「既存業界の非効率を突くロジックに着目する」という方法です。

そもそも、誰もがすでに良いと気づいているものには価値はありません。すでに人気があるということは、マーケットが荒らしつくされた状態です。市場の寿命は終盤に差し掛かっています。一方で、まだ誰も気づいていないけどよくよく聞くと筋がとっている話は、市場にはサービスが出回っていないけど顧客の要求を満たす潜在的な可能性を秘めています。

時代はだいぶ前になりますが業界の非効率から生まれた新しいビジネスの一例として「東進ハイスクール」を紹介します。30年以上前からこの国の教育はほとんど変わっておらず、非効率は山のようにあります。これだけインターネットが普及した世界で毎年同じ授業をする教師がいる、というのは非効率ですよね。「東進ハイスクール」は人気講師の講義をビデオで撮影して、各拠点に配置するという方法を思いつきました。これなら、生徒の数に合わせて講師や授業の数を調整する必要がありません。

就職したいと考えている企業のサービスが「これはすごいところに目をつけているな」と思えるかどうかは既存業界の非効率を突くロジックに着目しているかどうかの良い判断材料になります。

転職の思考法を読んだほうがいい理由

今回の記事で解説しているのは『転職の思考法』のほんの一部分にすぎません。『転職の思考法』では

〇『技術資産』『人的資産』『業界生産性』の3つの軸から自分のマーケットバリューを考える方法

〇『ニッチ』→『スター』→『ルーチンワーク』→『消滅』をたどる産業の寿命の仕組み

〇転職エージェントの正しい使い方

〇斜陽産業に勤めながら転職活動に奮闘する主人公の青年『青野』が筆者の代弁者である転職コンサルタント『黒岩』に導かれて働くことの意義を見出すアツいストーリー展開

といったように内容が盛りだくさんです。ぜひ、実際に手に取って読んでみることをオススメします。

 

『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』



マンガ版はオリジナル版の7年後を描いています。オリジナル版で主人公だった男性で営業職の『青野トオル』が転職後に成長してメンターになる話です。とはいえマンガ版の主人公は青野トオルではなくは女性で総務課の『平田奈美』に変わっています。29歳独身で海外事業で働きたいけどTOEIC650点を大学の時に取ってからは英語の勉強を特にしておらず真面目に日々の業務をこなしていればいつかきっと栄転の声がかかるはずと素朴に信じ続けているという絶妙なキャラ設定です。新たな主人公『平田奈美』29歳はもうすぐで30歳になるという節目ということもあり「このままではいけない」と一念発起して転職を検討することを決意します。オリジナル版主人公『青野トオル』37歳が『平田奈美』の転職活動の進み具合に沿っ『転職の思考法』をアドバイスしてくれるという内容になっています。

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