この記事では
を紹介させていただきます。
- DataBase3000(データベース3000 基本英単語・熟語)
- キク英文法
- 瞬間英作文
- 英検2級 でる順パス単 (旺文社英検書)
- 英検2級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)
基礎編3冊:英検2級の学習の前に基礎力を付ける
DataBase3000(データベース3000 基本英単語・熟語)
内容(「BOOK」データベースより)
新課程の中学・高校教科書、センター試験を精査。身につけておくべき基本英単語約1600語と熟語約300を収録。コーパスに裏付けられた自然な例文を通して効果的に学べる。無理なく学習できる6段階のレベル構成。各レベル内でテーマ別に単語・熟語を提示。前置詞や基本動詞の解説をはさみ、語いの理解を深める。各レベルの最後に200語程度の長文を用意。
超基本的な単語と熟語を学ぶことができます。英文法を学ぶ上で、中学レベルの英単語が分かっていないとかなり厳しいので、まずはDataBase3000で抑えてしまいましょう。
どのくらい超基本的かというと
- time : 時間
- date : 日付
- week : 1週間
くらいのレベルからやり直すことができます。
このくらいならやり直すほどでもないよ
と思うことなかれ!基本的な単語や熟語でも意外と知らなかったり、ニュアンスを間違えて覚えていたりするものです。こういった基礎力不足をおろそかにすると、学習のレベルを上げたときに、行き詰る確率が高くなってしまいます。
簡単すぎると思える基礎ほど、しっかりと抑えておくべきです。
キク英文法
内容(「BOOK」データベースより)
主要100大学+センター試験の過去問題を完全分析。最頻出の文法項目212を1日たった2項目×7週間でマスター。
英文法の参考書にはいろいろありますが、私のオススメは「キク英文法」です。
- 一冊で学習するべき文法がすべて収まっている
- 音声アプリと連動している
- 持ち運びしやすいサイズ
文法の参考書はモノによってはシリーズ化されていて、1冊で完結できないものもあります。たしかに数冊に分けられているほうが一つ一つの項目は細かく解説されている場合もあります。
ただ、今回に限って文法を学ぶことのゴールは必要最低限の文法を身に着けることです。英文法の達人を目指すわけではないので、1冊で完結していて音声をアプリで聞けて持ち運びしやすいサイズの「キク英文法」をおススメします。
瞬間英作文
「瞬間英作文」とは、中学で習うレベルの文型で簡単な英語をスピーディに、大量に声に出して作るというものです。文型ごとに中1・中2・中3のレベルに分けてトレーニングできます。簡単な英文さえ反射的には口から出てこない、相手の話す英語は大体わかるのに自分が話すほうはからきしダメ、という行き詰まりを打破するのにとても効果的なトレーニング方法です。このトレーニングを続けることで、頭の中に英語回路が出来上がり、学校で習った「知っている英語」が「使える英語」として生まれ変わります。
負荷のかからない、中学レベルの英語で文型ごとに英作文していくようこうせいされています。頭ではわかっている基本文型を自由に操作できる力をつけるのにとても適しています。
音声がアプリでダウンロードできるので、スマホとBluetoothイヤホンがあればいつでもどこでも学習に取り組めます。
単語は主語や用途によって語尾が変化します。それらのルールを覚えるのにも瞬間英作文は役に立ちます。
中学レベルの英文法をレベルに分けてトレーニングできるので、英文法の体系的な復習になります。
むずかしい言い回しや洒落た英熟語などを使わなければ、初歩的な英語でのスピーキングや英作文ができるようになります。これらの能力は英検2級合格に向けてかなり重要になってきます。
応用編2冊:英検2級合格ラインまで英語力を高める
英検2級 でる順パス単 (旺文社英検書)
各特長の詳細は以下の通りです。
★「でる順」だから効率的に覚えられる!
過去5年分の英検過去問題を徹底分析し、よく出題される語を「でる順」に掲載しました。★学習をサポートする無料音声つき!
音声ダウンロード・アプリ対応なので、スマホやパソコンで簡単に音声をお聞きいただけます。★学習効果がわかるテストつき!
「単語編」「熟語編」には見出し語を覚えたか確認できるテストがついています。
応用編2冊は単語帳と過去問集です。過去問から取り組みたいところなのですが、過去問を解く上でわからない、知らない英単語がありすぎると学習の効率が悪くなってしまいます。
いざ英語の長文を読もうとしても、ひとつのコンテンツのなかにいくつも知らない英単語があると、都度調べるのが大変ですし、なによりも学習のモチベーションがどんどん下がっていってしまいます。
まずは英検2級 でる順パス単で頻出の単語と熟語を覚えてしまったほうが、最終的に過去問に取り組む際に可能な限り知らない単語を排除した状態からスタートできます。
英検2級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)
★旺文社は英検書売上No.1! ※日販調べ(2021年1月-12月の英検書ジャンル売上部数より)
英検対策は、刊行49年目を迎えるロングセラー『全問題集』シリーズで!★掲載6回分すべての音声(リスニング・面接)が聞ける! リスニング・面接の音声をアプリやダウンロードで手軽にお聞きいただけます。
英検2級の過去問集です。お勧めの取り組み方としては
- 本番形式で解いてみて、どの程度正答できるか現状を把握する
- 正答できなかった問題や知らない単語、理解できなかった部分をつぶしていく。この時は時間制限を気にせず、ひとつひとつ確実に攻略していく。
- 仕上げに、もう一度本番形式で解いてみる。最低でも8割は正答したい。
過去問6つに対してすべて3のプロセスまで進めることができたら、本番でやらかさない限り英検2級は確実に合格圏内となります。正直なところ、わたしは2のプロセスまでは6回分すべてこなしましたが、3までチェックできたのは最初の2回分のみでした。それでも英検2級には1発合格できています。
まとめ
英語力ゼロから英検2級に合格するまでに必要なたった5冊の書籍を紹介させていただきました。
- DataBase3000(データベース3000 基本英単語・熟語)
- キク英文法
- 瞬間英作文
- 英検2級 でる順パス単 (旺文社英検書)
- 英検2級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)
そもそも英語は英単語を英文法に沿って正しく並べることで成り立ってます。スピーキングであれば発音が加わります。
今回紹介させていただく書籍は英単語と英文法の学習がメインで英語の発音に関するものは含まれません。発音は一番学習の負荷が小さいうえに、youtubeの動画でサクッと学ぶことができてしまいます。発音の学習は英単語と英文法の学習の合間のどこかのタイミングで終わらせてしまいましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
最後にちょっとだけ自分がたりさせてください。わたしはもともと英語が大の苦手で学生時代はとにかく英語の勉強から逃げてきました。しかしひょんなことから欧州系外資企業で働くことになり、英語力が必要になったのが30歳にもなろうかという20代後半の頃でした。当時はTOEICの攻略を英語学習の軸にしていて一時は780点を取るまで取りくみました。オンライン英会話もやっていましたが、結局英語を「使える」ようにはなりませんでした。
理由はTOEIC対策に特化してしまったことと、オンライン英会話のレッスンをこなす能力だけを伸ばしてしまったことです。英語の基礎からやりなおすステップをすっとばして、曖昧なまま放置してしまったことがよくなかったです。
英語が使えるようになりたいのであれば、TOEICでも英会話でもなく『英検』をおススメします。英語を読む、聞く、書く、話す4技能がしっかり身についていないと合格できないので、英検に取り組むことで自然と英語の基礎力と向き合うことになり、しかも2級まで合格できれば最低限英語を「使える」能力を手に入れることができるからです。
私は英検2級に合格したときに、やっと英語が「使える」ようになったな、と思えることができました。英検に関しては順1級の合格を一区切りとして、現在は自分の仕事の領域に特化した英語力の向上に取り組んでいます。英検に取り組むことで得られた英語力の下地があるので、仕事に関する専門的な英語の勉強もはかどっています。
このブログでは英語力ゼロから英検2級合格までを最短で攻略するための方法を解説しています。英語学習においてあなたには私のような無駄な遠回りはしてほしくありません。
ぜひこちらの記事も見てみてください
コメント