英文法を学ぶための最強ツールは瞬間英作文!「知ってる」から「使える」に!

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悩んでいる人
文法のルールはある程度理解できたけど、英語がはなせるようになるきがしない・・・
そんなあなたにおススメしたいのが『瞬間英作文』です!
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瞬間英作文とは

「瞬間英作文トレーニング」とは、たくさんの日本文を瞬間的に、声に出して英作文して英語回路をつくるトレーニングです。

特におすすめなのがこちらの書籍です!かなり前からあるロングセラーの一冊です。

負荷のかからない、中学レベルの英語で文型ごとに英作文していくようこうせいされています。頭ではわかっている基本文型を自由に操作できる力をつけるのにとても適しています。

音声がアプリでダウンロードできるので、スマホとBluetoothイヤホンがあればいつでもどこでも学習に取り組めます。

知っている英文法をつかえる英文法へ

これは誰の本ですか?

ということを英語で言いたいときに、即座に言えますか?

よく考えれば英語で話せる。という状態は、まだまだ英文法を「使えている」状態ではなく「知っている」段階です。

ちなみに答えは

Whose book is this?

ですね。

答えを見れば、「なんだ簡単じゃん」と思うかもしれませんが、即座に英語で言えないのであれば、まだ英文法を「使える」まで身につけられていない証拠です。「知っている」から「使える」ようになるまで、何度も瞬間英作文に取り組みましょう。

たとえとして、泳げない人が泳げるようになるまでのプロセスを考えてみましょう。動画で泳ぐのが得意な人のクロールのフォームを何回も見たり、泳ぎ方が解説されている本を熟読しても、実際にプールで泳いでみないことには永遠に泳げるようにはなりません。

動画は100回は見たね。本だって人に教えられるくらい読み込んだ!

といわれても

泳げるようになりたいんだったら、必要最低限のことを下調べしたなら、とにかくプールで泳ぐ練習しなよ・・・

と誰もが思うでしょう。英語だって同じです。

とはいえ、英文法を使えるようになるためのトレーニングって具体的にどうすればいいの?と思いますよね。そこでおススメさせていただきたいのが『瞬間英作文』です。

英語を使えるようになりたいなら英文法は必須!

英語を使うには、まず英語力の土台となる基本的な英文法の知識を身に着ける必要があります。英語は単語と文法と発音で成り立ってますが、この3つの要素のなかでもとくに重要な英語の骨組みとなるのが英文法です。

文法には5つの型があって、用途によって使い分けが必要です。

そして、英語は文型によって意味が構成されます。もうちょっとかみ砕いて言うと、単語の並んでる順番が超重要ということです。

『I love you』

という文で文型と品詞について考えてみましょう

それぞれの品詞は以下になります。

  • I(S=主語)
  • Love(V=動詞)
  • You(O=目的語)

そしてSVOの並びなので第3文型です。SがOをVする(主語が目的語に対して動詞の内容を行う)となり、日本語に変換すると「I love you= 私(主語)はあなた(目的語)を愛している(動詞)」となります。

英語の場合、SVOの並び順を入れ替えると全く意味が異なります。場合によっては文として成り立たなくなります。

『You Love me』

にすると主語と目的語の立場が全く逆になり「あなた(主語)は私(目的語)を愛している(動詞)」となります。

『I you love』

だと、SOVとなり、そんな文型は存在しないので、そもそも文として成り立たなくなってしまい、まったく意味をなしません。

しかし、日本語の場合は多少、主語、目的語、動詞がいれかわってもなんとかなってしまいます。言葉と言葉をつなぐ助詞、いわゆる『てにをは』ほうが主語や動詞や目的語の並び順よりも重要だからです。

日本語の場合は以下全て同じ意味で通じてしまいます。

  • あなた愛している(主語+目的語+動詞)
  • 愛している、私あなた(動詞+主語+目的語)
  • あなたのこと愛している(目的語+主語+動詞)

英語を母国語として話す人たちは、5文型のことなど理解していないことが多いです。しかし、話したり書いたりする英語は必ず英文法の5文型のルールに沿っています。これはちょうど私たち日本人が、『てにをは』、つまり言葉と言葉をつなぐ助詞の細かいルールを知らなくても日本語を使いこなせる理由と同じです。

あなた愛している

といわれたら「いやいや、オカシイでしょその言い方」となるでしょう。日本人であれば感覚的に、ダメなのがわかります。なんでダメなのかを日本語の文法のルールに沿って説明しろと言われたら、説明できる人のほうが少ないでしょう。

英語でも同じことで

『I you love』

といわれたら英語を母国語としている人たちは「いやいや、オカシイでしょその言い方」となるのですが、文法のルールに沿って何がだめなのかを完ぺきに説明できるひとはかなり少数派のはずです。

学びなおし英語は日本語で文法を学習するのが最大の近道

ある程度の年齢に達した日本人が英語を学びなおすのであれば、英文法のルールを日本語で学びなおすのが一番手っ取り早いです。

よく、スピードラーニングに代表されるような、英語をひたすら聞き流すやり方では、英文法を理解することは難しいです。英語の聞き流しは、英文法を理解できている人がいろんなパターンの英語に触れて経験値を上げていくには良い学習法なので、中級者向けの学習方法です。

文法を理解せずにいきなり英語のシャワーを浴びるのは、お寺でお経をただただ聞き続けることに近いかもしれません。お経のリズムには慣れますが、ひたすら聞き続けてもそのお経の内容までは理解できないはずです。英語も同じで、英語の構造を理解できていない状態でひたすら英語に触れても、呪文を聞き続けているのと変わらないので一向に意味や内容を理解できるようになりません。

負荷のかからない、中学レベルの英語で文型ごとに英作文していくようこうせいされているため、学習した文法を復習するのにも最適です。

音声「この本を読みなさい」

発声「Read this book」

頭の中「命令文だからまずは動詞の原形でReadだな。次に<この本>だな。複数じゃなくて単数に注意しなきゃ。形容詞のThisと目的語のbookだ。つまり言うべき英語は「Read this book」だな。

といった具合です。頭の中のパートがとても複雑なことをしているように見えるかもしれませんが、瞬間英作文のトレーニングを重ねれば重ねるほど、最終的にはほぼ無意識で頭の中のパートを処理することができるようになります。(誰も普段は意識してないですが、日本人の私たちが日本語を話したり書いた利するときも無意識で文法的に矛盾していないか常に頭でチェックしています。)

まとめ

知っている英文法を使える英文法にするために「瞬間英作文」がおすすめであることを解説させていただきました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

最後にちょっとだけ自分がたりさせてください。わたしはもともと英語が大の苦手で学生時代はとにかく英語の勉強から逃げてきました。しかしひょんなことから欧州系外資企業で働くことになり、英語力が必要になったのが30歳にもなろうかという20代後半の頃でした。当時はTOEICの攻略を英語学習の軸にしていて一時は780点を取るまで取りくみました。オンライン英会話もやっていましたが、結局英語を「使える」ようにはなりませんでした。

理由はTOEIC対策に特化してしまったことと、オンライン英会話のレッスンをこなす能力だけを伸ばしてしまったことです。英語の基礎からやりなおすステップをすっとばして、曖昧なまま放置してしまったことがよくなかったです。

英語が使えるようになりたいのであれば、TOEICでも英会話でもなく『英検』をおススメします。英語を読む、聞く、書く、話す4技能がしっかり身についていないと合格できないので、英検に取り組むことで自然と英語の基礎力と向き合うことになり、しかも2級まで合格できれば最低限英語を「使える」能力を手に入れることができるからです。

私は英検2級に合格したときに、やっと英語が「使える」ようになったな、と思えることができました。英検に関しては順1級の合格を一区切りとして、現在は自分の仕事の領域に特化した英語力の向上に取り組んでいます。英検に取り組むことで得られた英語力の下地があるので、仕事に関する専門的な英語の勉強もはかどっています。

このブログでは英語力ゼロから英検2級合格までを最短で攻略するための方法を解説しています。英語学習においてあなたには私のような無駄な遠回りはしてほしくありません。

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