英語力ゼロから脱英語初心者へのロードマップ

Nick
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当サイトをご訪問いただきありがとうございます!運営者のNickです。外資系企業でサラリーマンやってます。

当サイトのテーマは『英語力ゼロから脱初心者までのロードマップ』です。

英語初心者からの卒業のカギはTOEICでも英会話でもなく英検2級に合格できるレベルの英語力を習得すること!ということに気づいてしまったので一人でも多くの人に知ってもらいたくて情報を発信してます。

当サイトでは、以下3つのカテゴリーについての記事をご用意しています。

英語力ゼロから英検2級合格に向けて・・・

最初にやること

基礎からの英語力アップ

試験に向けての自己管理

英検2級のレベルは高校卒業程度で、必要な語彙数は約5,000語です。 英検2級の審査基準は、「社会生活に必要な英語を理解し、また使用することができる」レベルとなっています。

TOEICで800点近く取ってもオンライン英会話を続けても英語を『使える』ようになれなかった私が最終的にたどり着いたのが『英検』でした。英検はTOEICや英会話と違って『読む、聞く、書く、話す』4技能すべての能力が求められます。英検2級合格レベルの英語力を習得できたことが、英語初心者卒業への決め手となりました。

ちなみに私の英語力はこちらです。
・英検準1級合格(2023年4月)
・TOEIC780点(数年前)

なんでTOEICでも英会話でもなく英検2級

TOEICでもなく英会話でもなく、なんで英検??しかも2級??と思われますよね。TOEICはある程度英語力がある人が英語の能力を数値化するために受験するテストです。英会話も同じで、ある程度の英語力がないと有効に活用できません。英語力ゼロの状態でTOEICと英会話に取り組んで、何年も英語を「使える」ようになれなかった私の実体験からの結論です。 英語力ゼロから最短で英語を「使える」ようになるには、英語レベルごとに級が分かれていて、読む、聞く、書く、話す4技能をバランスよく伸ばすことのできる英検』に取り組むことを強くおススメします。

英検2級のレベルは高校卒業程度で、必要な語彙数は約5,000語です。 英検2級の審査基準は、「社会生活に必要な英語を理解し、また使用することができる」レベルとなっています。英検2級の次の級である英検準1級まで行ってしまうと、グッと難易度が上がります。専門的な用語やマニアックな言い回しなどが出てきて、英語力ゼロから目指すゴールとしては少し難易度が高すぎます。なので英語初心者からの卒業のごーるとして英検2級合格をおススメしています。

英語学習の最大の敵はモチベーションの低下

英語学習の最大の敵は、覚えにくい単語や熟語でも、日本語に訳しにくい難解な英文でも、聞き取れないリスニングでもありません。ズバリ、最大の敵はモチベーションの低下です。 『英語ができるようになりたい』という具体性のないあいまいな目標ではゴールに対する自分の現在地がわかりません。たちまち、どの方向にすすんでいいのかわからない『迷子状態』になってしまいます。

このブログのテーマは英語力ゼロから脱初心者までのロードマップですが、『英語初心者からの卒業』=『英検2級合格』とあえて定義しています。範囲を英語力ゼロから英検2級合格までに絞ることで、現在地とゴールの位置関係が明確になります。英語学習という広大な森で迷子になりにくく、学習のモチベーションを防ぐ効果があります。

無料で英語力を測定して英検受験級を診断してみよう

自分の英語力から英検受験級を調べることができる無料サービスを運営しているサイトがあります。まずはそこで自分の英語力=英検受験級を診断してみましょう。10分もあれば診断結果を確認できますよ。 こちらの記事では無料診断サイトの詳細とサイトのリンクを紹介しています。

1日で受験を完結できるS-CBT型が絶対おススメ

英検と聞くと、一次試験(筆記とリスニング)と二次試験(面接形式のスピーキングテスト)の2日に分かれているというイメージがないでしょうか?じつはこれは『従来型』と呼ばれる受験方法でして、これとは別に1日で受験を完結できる「英検S-CBT」という受験方法があります。 「英検S-CBT」とは英検(従来型)と同じ出題形式を取りつつ、スピーキングテストを吹込み式として1日で4技能を測ることができる試験です。 実施級は準1級、2級、準2級、3級です。 「英検S-CBT」に合格すれば、英検(従来型)と同じ資格を得ることができます。 従来型よりもS-CBT型のほうが絶対におススメです。

何よりも先にまずは試験に申し込もう

とにかく英検の試験に申し込みましょう。

英語学習において何よりもまず大事なことは具体的な目標を設定することです。今現在の英語力がどのくらいなのかは全く関係ありません。英語学習の最大の敵は『モチベーションの低下』です。試験日を意識することで英語学習のモチベーションの低下を防ぐことができます。 ひとつ前の項目で無料の英検受験級の診断方法を紹介しておいてなんですが、いまの英語力があろうがなかろうが、とにかく英検2級の試験に申し込むことをおススメします。脱英語初心者の最終目標である英検2級の試験に申し込むことによって、いま何をすべきかということに強く意識を向けることができるようになるからです。 詳しくはこちらの記事で解説しています。

たった5冊の必須書籍をそろえる

さて、英検の受験に申し込んだのであれば、攻略に向けて書籍の購入が必要です。 英語力ゼロから英検2級合格までに必要な書籍はたったの5冊です。全部購入すると5,000円は軽く超えますが、ガムシャラに英会話を続けたり、英語が使えるようになることにあまり直結しない教材を買い続けるよりは、この5冊の必須書籍だけを購入してやりこんでいくほうがよっぽど経済的かつ効率的です。 書籍はこの5冊です。

  • DataBase3000(データベース3000 基本英単語・熟語)
  • キク英文法
  • 瞬間英作文
  • 英検2級 でる順パス単 (旺文社英検書)
  • 英検2級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)

なぜこの5冊がおすすめなのかの理由についてはこちらに詳しくまとめています。

やることの前にやめることを決める

さて、英検に申し込むことであなたは『試験日』という超具体的な目標を手に入れることができました。攻略に必要な書籍も手に入り、次にやることといえばさっそく机に向かって参考書を開いて・・・

ではありません!

英語力向上に向けてやる事を決める前に、英語学習の時間を作るために『やめること』をまず決めましょう。やめるべきことの候補としては悪い習慣です。 何がいいか悪いかは人によって価値観が様々なので断定はしたくないのですが、あくまでも英語力を伸ばすことを目的としたときに「それをやってたら英語力が伸びっこないよな」とおもう習慣は確実に存在します。たとえば・・・

食事:大食い、間食、血糖値が上がりやすい食べ物
睡眠:夜更かし、ショートスリープ
依存:酒、たばこ、ギャンブル※スマホゲーム含む、ポルノ視聴

要は『体に悪いことと分かってはいるけど、ついついやっちゃうこと』です。 こちらの記事にやめるべき悪習慣をまとめてありますので、是非チェックしてみてください

▶詳しくはこちら◀

効率のいい勉強のやり方そのものを学ぶ

やめるべき悪い習慣をやめたら、ある程度時間に余裕ができてくるはずです。次に、英語学習に取り組む前に、効率のいい勉強のやり方そのものを知りましょう。ガムシャラに英語の学習に取り組んでもいいんですけど、せっかく勉強するなら効率よく勉強したいですよね。 同じ1時間勉強したとして、少しでも多くのことが身についていたほうがいいに決まっています。 たとえば『エビングハウスの忘却曲線』に関する知識は本当に役に立ちます。知っているだけで「せっかく勉強したんだから今日は夜更かししないでさっさと寝よ・・・」という気持ちになれます。

・20分後には40%、1日経つと75%を忘れる
・復習すればするほど忘れる割合を軽減できる
・「短期記憶」が「長期記憶」になるための条件

効率のいい勉強方法についてはこちらにまとめてありますので、自分に合ったやり方や興味のある原則を是非チェックしてみてください。

基礎から着実に積み上げていくのが結局一番の近道

さて、生活習慣を見直して時間を作り、効率のいい勉強のやり方そのものを知ることができました。あとは英語力アップに向けてベストを尽くすのみです! 一番手っ取り早いのは英検2級の過去問をひたすら解くこと・・・ですが、英語の基礎力がない状態で過去問に取り組んでも、心を折られて英語学習をやめてしまうリスクが高いです。 過去問がが解けないだけではなく、英語の基礎知識なしでは解説を読んでもなぜその答えになるのかを理解できない可能性が非常に高いからです。こんな状態では学習のモチベーションを保つのは非常に困難です。 なので、一見遠回りに見えてしまいがちですが、英語をゼロからやり直して基礎をしっかり固めるのが英検2級合格=脱英語初心者への一番の近道です。

放置はNG!カンマ、品詞、単語の語尾変化

個人的な体験としては、以下3点をずっとあいまいにしたまま放置していたことが英語学習の足かせになっていたと後から気づいて大変後悔しました。英語の超基礎知識はさっさとおさえてしまうのがベストです。

  • カンマの使い方
  • 品詞の定義(主語、動詞、目的語など)
  • 単語の語尾変化ルール(例:City→Cities)

英語学習を進めていくうえで、まずは押さえておきたい超基本知識の詳しい情報はこちらから確認できます。

英語を構成する3つの要素を押さえる

英語は「英文法」「英単語」「発音」の3つの要因で構成されています。この中で「英文法」と「発音方法」については習得するべき範囲がきちっと決まっています。しかし「英単語」に関しては無限に存在しているので極めることが不可能です。 なので英語を勉強するには、まず最初に学習の範囲に上限がない「文法」と「発音」から取り組みます。最後に試験合格に必要な「英単語」の範囲を攻めていきます。

英語の発音

youtubeの動画1本で学習可能です(負荷:極小

私は30分で母音と子音を一気に解説しているこちらの動画で発音記号を習得しました。 1日30分取り組めば1週間で習得できます。

英文法

本一冊で全範囲学習可能です(負荷:

もしもキク英文法を読み進めていくうえで、苦痛だと感じるくらい大変だったら、まずは中学レベルの単語と文法を抑えることをおススメします。

英単語

無限にあるので範囲を限定しましょう(負荷:

試験に合格できる範囲に絞って学習を進めましょう。

より詳しい内容はこちらで解説しています。

英検2級の過去問をひたすら解く

英検2級の過去問はこれ一択です!

1.まずは時間制限なしで解く(現在の純粋な英語力を測定する)
2.精読(最低3周、可能なら10周することを前提として取り組む)
3.試験と同じ環境を想定して通しで解く(8割は正解できるようにしたい)

本番で注意することを意識して学習に取り組むことをおススメします!

試験に向けての注意点

さて、過去問をやりこむくらいの段階まで来ていれば、そろそろ試験そのものの対策についても考えていきたいタイミングです。英語力アップというよりは、試験本番でも勉強して身に着けてきた英語力をしっかり発揮できるようにするための自己管理です。チェックポイントは試験の1週間前と前日と当日の3つです。

1.試験1週間前の注意点
2.試験前日の注意点
3.試験当日の注意点

試験1週間前

  • 受験票がダウンロードできるようになるのでプリントアウトしておきましょう
  • 試験1週間前からアルコールを控えましょう
  • 出来ればこの1週間くらいは禁欲もおすすめします
  • etc…

試験前日の注意点

  • もう新しいことを覚えようとせず復習に集中しましょう
  • 翌日の試験に向けてしっかりと睡眠時間を確保しましょう
  • 交通手段の確認、持ち物の準備を済ませましょう。(受験票プリントアウトを忘れずに!)
  • etc…

試験当日の注意点

試験直前の注意点

  • 試験直前は新しいことを覚えようとしないで復習に徹底しましょう
  • 『でる順パス単』の頻出度Aくらいはおさらいしておきたいですね
  • 高GIの食べ物を摂取しない(血糖値の乱高下を回避)
  • etc…

試験本番の注意点

  • 全問正解できなくて当然(即答できない問題は捨てる覚悟)
  • 答えがわからない時はあらかじめ決めておいた番号で即マークして次の問題に集中
  • リスニングはとにかくリズムをキープしましょう
  • etc…

まとめ

英語学習を続けていると、ふとした瞬間に

悩んでいる人
「なんでこんなつまんなくて大変なことやってんだっけ・・・?」

と、我に返ってしまい。せっかく始めた勉強をやめてしまいがちです。特にスタート地点からゴールまでの全体像が見えていないと英語学習を続ける意味を見失ってしまいがちです。けど、全体像が把握できていれば、どんなに現在地点からゴールまでが離れていても、ゴールが見えてさえいれば歩き続けるモチベーションを保つことができます。

富士山に登ることをイメージするとわかりやすいかもしれません。富士登山は、自分が5合目にいて登り始めのころも、9合目にいてあともう少しで登頂寸前の時も、常に『自分の位置』という現在地点と『富士山の頂上』というゴール地点が把握できて、そのふたつの点を線でつなぐイメージがしやすいです。 だから、何時間もかかる過酷な登山にもかかわらず、決定的なアクシデントがない限り問題なく登頂できます。現在地点とゴール地点をつなぐロードマップが頭の中でイメージで来ているからですね。

英語学習の最大の敵は、覚えにくい単語でも、イメージしにくい熟語でも、日本語に訳しにくい特殊な英文法でもありません。ズバリ英語学習の最大の敵は モチベーションが保ちにくいことです。 英検2級合格というゴール地点に対して、自分の現在地を見失うと、たちまちモチベーションが保てなくなってしまいます。このブログは英語力ゼロから英検2級合格までをサポートすることだけを目的として運営しています。ぜひとも、英語学習迷子にならないための地図としてこのブログをご活用ください。

英語力ゼロから英検2級合格に向けて段階に合わせて3つのカテゴリをご用意しています。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございました。 最後にちょっとだけ自分がたりさせてください。

わたしはもともと英語が大の苦手で学生時代はとにかく英語の勉強から逃げてきました。しかしひょんなことから欧州系外資企業で働くことになり、英語力が必要になったのが30歳にもなろうかという20代後半の頃でした。

当時はTOEICの攻略を英語学習の軸にしていて一時は780点を取るまで取りくみました。オンライン英会話もやっていましたが、結局英語を「使える」ようにはなりませんでした。 理由はTOEIC対策に特化してしまったことと、オンライン英会話のレッスンをこなす能力だけを伸ばしてしまったことです。英語の基礎からやりなおすステップをすっとばして、曖昧なまま放置してしまったことがよくなかったです。

英語が使えるようになりたいのであれば、TOEICでも英会話でもなく『英検』をおススメします。英語を読む、聞く、書く、話す4技能がしっかり身についていないと合格できないので、英検に取り組むことで自然と英語の基礎力と向き合うことになり、しかも2級まで合格できれば最低限英語を「使える」能力を手に入れることができるからです。

私は英検2級に合格したときに、やっと英語が「使える」ようになったな、と思えることができました。英検に関しては順1級の合格を一区切りとして、現在は自分の仕事の領域に特化した英語力の向上に取り組んでいます。英検に取り組むことで得られた英語力の下地があるので、仕事に関する専門的な英語の勉強もはかどっています。 このブログでは英語力ゼロから英検2級合格までを最短で攻略するための方法を解説しています。英語学習においてあなたには私のような無駄な遠回りはしてほしくありません。 ぜひこちらの記事も見てみてください

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